1. 現在地のまとめ
はじめに、現時点での状況を3点に絞ってお伝えします。
① 媒体費を組み替え、新しい獲得経路を確保
応募が月1件だったバイトルを終了し、その予算をIndeedへ移しました。7月は従来とほぼ同額の予算で
応募12件を獲得し、海外施工管理では
応募単価3,705円を記録しています。
② 求人原稿の刷新が完了
はたらこねっと掲載10件すべての原稿を作り直し、
7月29日までに全10件の反映が完了しました。現在掲載されている原稿は、すべて刷新後のものです。
③ 効果検証は8月中旬から
原稿の反映が7月17日以降のため、
刷新の効果を数字で比較できるのは8月中旬以降になります。現時点の応募数は刷新前の原稿による結果です。
本報告のポイント 現在は「Indeedという新しい獲得経路が立ち上がった段階」であり、「はたらこねっとの原稿刷新は完了したが、その効果はまだ数字に表れていない段階」です。二つの施策が異なるフェーズにあるため、それぞれ分けてご報告します。
2. これまでの経緯
ご紹介いただいてから現在までの流れです。青がザ・チューブ様側の動き、緑が弊社側の実施事項です。
はじめに:原稿刷新の位置づけ 現在掲載されている求人原稿のうち、弊社がリライトしたものに入れ替わったのは7月17日以降です。それ以前の応募は、弊社参画前から掲載されていた原稿によるものです。後述の応募データをご覧いただく際は、この時点の違いを踏まえていただければと存じます。
2026年5月18日
キックオフ
現状の掲載媒体・応募状況のヒアリングを開始しました。
5月23日
現状分析と改善提案をご提出
応募データを分析し、費用対効果が見合っていなかったバイトルの終了と、Indeedの新規導入をご提案しました。
6月11日
社内稟議のご承認
「はたらこねっと継続+Indeed導入(月額上限10万円)」の方針が決定しました。
6月16日〜18日
媒体の再編を実施
バイトル掲載を終了し、対象求人をはたらこねっとへ移設。あわせてIndeedへの掲載を開始しました(この時点では無料掲載)。
7月2日
Indeedの有料配信を開始
優先度の高い求人に絞り、有料での配信を開始しました。
7月8日
求人原稿リライト案 10件をご提出
掲載中の全求人について、タイトル・仕事内容・応募資格・待遇などを一から作り直した改善案をご共有し、ご確認を依頼しました。
7月16日
4件のご確認・修正依頼を受領
施工管理(国内)・施工管理(海外)・海外アドミ・貿易事務の4件について、ご要望をいただきました。
7月17日〜18日
4件を掲載原稿へ反映・完了報告
いただいたご要望を反映したうえで、はたらこねっとの掲載原稿を更新しました。
7月24日
残り6件のご確認を受領
同日中に紙製品ライン・お菓子検品の2件について反映のご指示をいただきました。
7月24日
2件を掲載原稿へ反映
紙製品ライン・お菓子検品を反映し、合計6件が完了しました。
7月29日
残る4件を反映し、全10件が完了
営業事務・英語事務・フォークリフト・介護を反映。掲載中の求人原稿は、すべて刷新後のものになりました。
3. 媒体の組み替えと、その判断
ご相談時点の中心的な課題は「媒体費に対して応募が見合っていない」ことでした。その対応として媒体構成を組み替えています。
ご相談前の実績(2025年12月5日〜2026年1月5日・dip社レポートより)
バイトル
掲載5枠
求人へのアクセス379
応募1 件
はたらこねっと
掲載10枠
求人へのアクセス3,713
応募18 件
同じ1か月間で、バイトルの応募は1件、はたらこねっとは18件でした。バイトルには5枠分の掲載費が発生していましたが、応募につながっていない状態が続いていました。これが「バイトルを終了し、その費用を別の獲得経路に振り向ける」というご提案の根拠です。
何をどう組み替えたか
3つの選択肢と、実際に選んだ形
7月の実支出は、はたらこねっと127,200円+Indeed広告費99,713円=226,913円でした。dip社のご提案(227,200円)とほぼ同額です。同じ予算で「バイトルの枠を増やす」のではなく「新しい獲得経路を開拓する」方を選んだ、という構図になります。
組み替えの結果 応募が月1件だったバイトルの費用を、Indeedへ振り向けました。Indeedでは7月の3週間で12件の応募を獲得しています。バイトルを増枠していた場合にどうなったかは検証できませんが、少なくとも「応募の取れていない枠を増やす」という選択は回避できました。
この比較についての注意
・バイトルとはたらこねっとは掲載枠数(5枠と10枠)が異なるため、応募数の単純比較にはご留意ください。ただし1枠あたりで見てもバイトル0.2件・はたらこねっと1.8件と差があります。
・上記の応募実績はdip社提供のレポートに記載された数値をそのまま引用しています(対象期間 2025年12月5日〜2026年1月5日)。
4. Indeedの運用実績
集計期間 2026年7月1日〜7月19日。有料配信(スポンサー求人)の実績です。
求職者の動きと転換率
図の太さは流れを表すもので、実数の比率ではありません。数値は図の上に記載のとおりです。
応募を開始した方の8割が最後まで完了しており、応募フォームの途中離脱は問題になっていません。課題は「クリックまで進んだ253名のうち、応募を始めた方が15名にとどまっている」点にあります。求人内容と求職者の期待が合っているかを、原稿の刷新で改善していく領域です。
応募がどこに集中したか
バーの長さは応募数。右の金額は、応募があった求人は応募単価、応募ゼロの求人は消化した広告費です。
海外施工管理が突出しています 応募12件のうち8件をこの1求人が獲得しました。応募単価3,705円は、人材派遣・人材紹介の一般的な採用単価と比べて非常に低い水準です。次回の配信では、この求人への予算集中を軸に設計することをご提案します。
応募につながらなかった費用が25,558円あります 施工管理(国内)・フォークリフト・検品2件の4求人は、合計25,558円を消化して応募獲得がゼロでした。特にフォークリフトは42クリックを集めながら応募に至っておらず、求人内容そのものの見直しが必要と考えています。
介護関連のエリア展開は露出できていません エリアを分けて10件を掲載しましたが、表示は合計92回にとどまりました。有料配信の予算が主力求人に配分された結果です。介護職の採用を優先される場合は、専用の予算枠を確保する必要があります。
応募者の閲覧環境
スマートフォン
171 クリック
全体の67.6%
求職者の約7割がスマートフォンから求人を見ています。原稿の作成にあたっては、スマートフォンの画面で読みやすい文章量・改行を前提としています。
実際に応募された方(応募者管理より)
| 応募の入り口 | 人数 | 内容 |
| 自動アプローチ経由 | 6 | Indeedが条件に合う求職者へ求人を届けた経路 |
| 有料配信のリンク経由 | 5 | スポンサー求人として表示されたもの |
| Indeed内の検索経由 | 4 | 無料掲載分を含む通常の検索 |
応募者管理に登録された15名のうち、12名が海外施工管理への応募でした。求人別の広告実績と同じ傾向が、実際の応募者でも確認できています。また7月20日にも応募が1件入っており、有料配信が終了した後も無料掲載から応募が発生しています。
広告レポートの「応募12件」との違いについて
広告レポート上の応募数(12件)は有料配信の成果として集計された数値、応募者管理の15名は無料掲載・自動アプローチ経由を含む実際の応募者数です。集計の対象が異なるため一致しません。
5. はたらこねっとの応募状況
集計期間 2026年5月1日〜7月28日。掲載中の全求人に寄せられた応募の内訳です。
50歳を境にした内訳
応募者の年齢構成
10代1件
20代1件
30代2件
40代3件
50代7件
60代21件
70代9件
80代2件
50歳以下の応募は8件(17.4%)、51歳以上が38件(82.6%)です。この構造はご相談前から続いています。dip社のレポート(2025年12月5日〜2026年1月5日)でも、はたらこねっとの応募者は50歳以上が86%、40代が14%で、40歳未満はゼロでした。原稿刷新はこの構造への打ち手でもあり、効果は8月以降の応募で確認します。
職種によって集まる年齢層が明確に分かれています 梱包・仕分け・検品は13件中5件が50歳以下である一方、通訳・翻訳は11件すべてが60歳以上でした。年齢層の若返りを図る場合、軽作業系の求人を厚くする方が効率的である可能性が高いと考えています。
6. 求人原稿リライトの進捗と、効果検証ができる時期
掲載10件すべてについて改善案を作成し、ご確認をいただきながら順次反映しています。
反映状況(2026年7月29日時点)
掲載10件すべての反映が完了しました。ご確認をいただきながら、7月17日・24日・29日の3回に分けて反映しています。
効果検証ができる時期
はたらこねっとの応募は月11〜22件で、これが10求人に分散するため、1求人あたりでは月に1〜2件という水準です。刷新の前後を比べるには、最低でも1か月分の応募を集める必要があります。
数字の読み方について、あらかじめお伝えしたいこと 1か月分を集めても件数としては多くないため、「統計的に確かな差」と言い切れる水準にはなりません。8月中旬にご報告できるのは「傾向として読める変化」であり、確度の高い判断ができるのは、掲載10件がそろってさらに1か月が経過した9月以降になります。実態以上に良く見せることはいたしませんので、その前提でご覧いただければ幸いです。
7. 現在の課題と、次の打ち手
今後1〜2か月で取り組む内容です。
1. Indeedの配信再開と、予算の集中
Indeedの有料配信は、設定した予算を消化して7月19日で終了しています。次の配信では、応募単価3,705円を記録した海外施工管理を軸に、成果の出ている求人へ予算を集中させる設計をご提案します。応募がゼロだった求人については、配信を止めるか、原稿を刷新したうえで再挑戦するかを選別します。
2. 原稿刷新の効果測定
掲載10件すべての反映が完了したため、ここからは効果の測定に移ります。8月中旬・8月下旬・9月上旬の3段階で、反映前後の応募数と年齢構成を比較し、都度ご報告します。
3. 応募者の年齢構成への対応
51歳以上からの応募が82.6%を占める状況は、ご相談当初からの中心的な課題です。職種別に見ると軽作業系に比較的若い層が集まっているため、この領域の求人を厚くすること、および原稿での訴求内容(未経験歓迎・シフトの柔軟性・職場環境)の見直しを進めます。効果は8月以降の応募データで検証します。
4. 媒体ポートフォリオの再評価
バイトルからIndeedへ予算を移した判断については、Indeedで12件の応募を獲得できたことで一定の成果が確認できました。8月以降は、はたらこねっととIndeedそれぞれの応募単価を比較したうえで、配分の最適化をご提案します。
数値の前提と注意事項
・はたらこねっとの応募46件には、同一の方による複数回の応募が5件含まれます。実人数は41名です。
・Indeedの広告レポートの数値(費用・表示・クリック・応募12件)は有料配信(スポンサー求人)分のみです。一方、応募者管理の15名には無料掲載・自動アプローチ経由の応募を含みます。
・Indeedの集計期間が7月19日までとなっているのは、設定した予算を消化して配信が終了したためです。7月20日以降のデータは発生していません。
・求人原稿リライトの効果は、本報告の数値には反映されていません。原稿の反映が7月17日以降であるのに対し、応募データの集計は7月28日までであり、この期間内に刷新後の原稿による応募が発生していないためです。
・応募者の年齢は、はたらこねっとの応募情報に記載された自己申告値を集計しています。